2012年6月21日

バンジージャンプと想像力

意外と関東近県にはバンジージャンプスポットが多い。


都心からだと一番近いのはよみうりランド。
高さ22m(ビルの8階くらい?)、バラエティ番組よろしくヘルメットカメラで撮影もできる。(有料)

30才の誕生日、なんかしたいなーと思って、バンジーバージンをやぶってみることにした。



今回選んだのは、群馬県みなかみ町のバンジージャパン。





42mという日本最高(2012年6月現在)の高さを誇る上、日本で唯一のブリッジバンジーができる。
その上、練馬ICから90分という好立地だ。

今回はやらなかったけど、ラフティングやキャニオニングなどバンジー以外のアクティビティも楽しめる。




ジャンプする橋の下をいくつかのラフティングボートが通り過ぎて行った。



どのぐらい怖いのか?





はっきり言って、かなり怖い。


廊下で友人を見かけたから、
いつものノリで後ろから股間を鷲掴む挨拶をしたところ、
実はちょっとガタイのいいクラスメイトの女の子で、
以来クラスの女子全員から無視されることになった中二の夏くらい怖い。

思い出したくない。



まぁ、うまい喩えが見つからないことはさておき。


実際問題として怖いのは「飛ぶ前」だ。



大体今回の恐怖をグラフに表すとこんな感じ。

ピークは赤城から橋が見えるまで


要するに、飛んでいる瞬間よりも、飛んでいる自分を想像することが怖いのだ。
これからとんでもないことをする、そのリアルさがにじみ出てくるタイミングが恐怖MAX。

40m以上の高さから身を投げ出すなんて行為は、当然ながら「やったことないこと」だ。
「やったことないこと」は、とても怖い。どんな事になっちゃうかわからないから。

でも実際一度経験してしまうと、その恐怖がアホらしくなってくるほど、平気だったりする。

つくづく人間とは想像力の動物だと思う。



結婚式とかの余興用におすすめ


意外だったのは、格好については余り制約がないこと。

コスプレしたり、ビデオカメラを持って飛び降りてもいいということだった。
(ストラップ付きのカメラをガムテープでグルグル巻きにする必要があるとのこと。)

見た目にもインパクトあるし、意外と(飛んでる最中は)怖くないので、
ちょっと企画性のあるビデオを…という時には、手軽にできるかもしれない。


ちなみに私は、スプラッシュマウンテンですらもう乗りたくないというほど、この手のは苦手です。


2012年6月19日

これまでの反省と今後に向けての仕切り直し

30歳になった。

実際、何がどうなるというわけではないのだが、
いざなってみると、やはり30という数字は、なんとなく"くる"ものがある。

何か具体的なチェックポイントを設定していたわけじゃないけれど、
とりあえず"間に合わなかった感"がすごくある。

もっと成功してたんじゃないか、
もっとかっこよくなってたんじゃないか、
もっと賢くなっていたんじゃないか。
すぐやるべきことをすぐやる人になっていたんじゃないか。

どれも実現していない。

しかし、とりあえず30にはなった。


何かしないときっとこのまま。


こんなに適当なのに、ひとまずまだ生きているし、
収入は少ないが、それなりに(常識の範囲内で)贅沢に食っている。
なんだかんだで毎日面白いことは起きるし、死にたくなるほど嫌なこともない。

たぶん、いまのままでもしばらくは(運が良ければもう30年は)こうしていけるのだろう。

でも、それはすごくつまんねーなと思った。

超自己完結。
超オナニー。

自分で作った(自分に都合のいい)ルールの中で、
王様として生きていくのは、やっぱりちょっとかっこ悪いし、
親に説明できない。

なんかやっぱり、少しでいいから尊敬されたいし、誰かの役に立ちたいと思った。


というわけでとりあえずはアウトプットを。


大して専門性もないし、別に何も極めてないけど、
私の知っていることの中には、誰かにとっては、有益な情報があるはず(だと思いたい)。

いかにだらだら生きてきたとしても、
毎日休まず生きてきたし、仮にも同じ仕事を10年続けてきているのだし。

そのまま役には立たずとも、何らかの判断材料のひとつにはなるかもしれない。

というわけで、ちょっと何か書いてみようと思う。

明日から。